acotto à paris - パリに暮らすアコットのはなし。-

acottoのパリ生活いろいろ。フランス生活のこと、おすすめレストラン、趣味のものづくりについて等のんびりと書いています。

街歩き中にお手洗いに行きたくなったら・・・パリの公衆トイレの使い方。

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今日は、なんとも可愛くない話題ですが、

パリに普及している、公衆トイレのお話です😅

トップ画像だけ、せめてもと、爽やかなフリー画像をつかってみました🌿(笑)

 

地味に使い方が難しい上に、誤ってずぶ濡れになる危険が潜む、

なるべくなら避けたい公衆トイレなのですが、

あなたにもいつか、緊急に使うしかない状況が訪れるかもしれません。。

いつか、acottoのブログ読んどいてよかった〜!なんてことがあれば、ぜひ教えてください(笑)

 

 

フランスのトイレ事情

日本では、お手洗い行きたい!と思って、街中で困ることはほとんどないですよね。

コンビニがそこらじゅうにあるし、デパートや商業施設には必ずと言っていいほど、綺麗なお手洗いが完備されてます。

 

一方フランスは、街中のトイレ事情はとても悪いです。

とにかく、使えるお手洗いが、ない!!

コンビニがないので絶対数も少ないし、大きな商業施設にもほとんどないのです。

レストランやカフェも、基本は注文しないと使わせてくれません。

(とはいえ、切羽詰まった顔で頼めば使わせてくれることが結構あります。たまに、1€くらい取られるお店もあります)

 

前に、フランス人はピクニック大好きという記事を書きましたが👇 

この時期かなり頻繁に外で過ごす彼ら、 トイレどうしてるんだろう?と思いません?

(男の子は、その辺でさっとすます人が多いです😅)

 

そこで今回ご紹介するのが、 

じゃじゃーん!パリの街中の公衆トイレ!(笑)

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このボックス型の公衆トイレ、実はもう何年も前から普及しているのですが、

なんだか怖くて使ったことがありませんでした😅

が、先日恒例のピクニック中に、どうしてもトイレに行きたくなった私。

周りにカフェ等もないので、意を決して公衆トイレを使ってみることにしたのです。

もちろんオススメの体験では全くありませんが(笑)、私にとっては久々の「フランスでの初めて体験」だったので、ブログに書くことにしました(笑)

 

パリの公衆トイレの使い方

この公衆トイレ、意外とあちこちにありますよ。特に観光地周辺。

公式サイトによると、パリ市内約400箇所に設置されているそうです。

使用料は無料。

 

ではどうして私が「怖くて」使ったことがなかったかと言うと、

このトイレ、開け方から洗浄まで・・色々と複雑なんです。

 

洗浄?

そう、このトイレ、一人一人使ったあとに、ボックス内部ごと全部(!)洗浄&乾燥してくれるんです〜。

確かに、きったないままよりいいけど、入ると床がベチャベチャなことが多くて不快だし、何より「入ってる間に間違って洗浄が始まっちゃったらどうしよう」と気が気じゃありません(笑)

が、もうこれ以上我慢できない時は、そんな恐怖に負けてなんていられません。

意を決して、使ってみましょう。

 

①まずトイレを開ける

この公衆トイレ、通常は扉が閉まっています。

トイレの入り口左手に、なにやらボタンがいっぱい並んでいます。

まず何より大事なのは、このグリーンのランプが点灯していることを確認すること!

 

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これが点灯していないと、というか、扉が開いている状態だったら、もしかすると前の人が出て洗浄が始まっていない状態かもしれず、入った途端洗浄が始まってずぶ濡れになる危険性がありますよ・・・ホラー級のリスクです。

 

グリーンのランプが点灯していたら、「OPEN」ボタンを押しましょう。

・グリーンのランプ「EN SERVICE」→「使えるよ」の印

・オレンジのランプ「OCCUPÉ」→使用中

・ブルーのランプ「LAVAGE」→洗浄中

・レッドのランプ「HORS SERVICE」→故障中

 

②ボックスの中に入ってドアを閉める

開けたドアは自分で締めなければいけません。

扉の横にこんなボタンがあるので、「▶︎|◀︎」ボタンを押して閉めましょう。

(写真には写っていませんが、この右側(扉側)に赤い取手がついていますが、そちらは非常用開閉取手なので、通常は触ってはいけません)

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一度ドアを閉めたあと、用を足す前にまたドアを開けてしまうと、

閉まって洗浄が始まってしまうので、一度外に出て待たないといけません。

なので、一度閉めたら開けずに、用を足すようにしましょう。

 

お手洗いの全貌がこちら。。

綺麗とは言えませんね>< モザイク処理をするのもあれなので、画像を小さくしました(笑)

※クリックすると拡大されちゃうので注意😫

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とはいえ、これは悪い方ではないですよ。足元はちゃんと感想されてるし。

パリでレストランやバーのトイレに行くと、もっと汚いところが沢山あります😭汚い上に便座がないトイレが多いので、女子は「必殺腰浮かせの技」を使用する必要があります😓

 

③ボタンを押して開けて出る

終わったら水を流して、手を洗って、

先ほどの入り口のボタン「◀︎|▶︎」で扉を開けて出ます。

 

ずぶ濡れになる危険ってどういうこと!?

さて、終わったらそのまま公衆トイレを後にすればいいだけですが(笑)、

トイレに到着したら先に誰かが使っていた場合などに重要なので、その後のことも説明しておきます。

トイレを出て10秒くらいすると、ボックスは自動的に扉を閉めます。

この開いている10秒の間に間違って入ってしまうと、洗浄されてベショベショになりますので、くれぐれもお気をつけください・・・😱

これを知らないと、急いでトイレに向かったら、ちょうど前の人が出てくるのが見えて、駆け込む・・・なんてことがないとも限りません。

 

さて、10秒くらいすると先ほどの4色ランプのブルーが点灯し、洗浄が始まります。

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洗浄には2〜3分かかるので、前の人が出てから2〜3分、手持ち無沙汰に待つしかありません。。

システムの具合が悪いときは、延々5分くらい待たされることも😭

 

まとめ

とても使いにくく、悪夢のような危険を孕むこの公衆トイレ。。

なるべく使わなくても済むように、パリ旅行中はできるだけ毎回食後にトイレをすますようにしておきましょう😅

 

トイレの写真ばかりだったので、

このトイレのすぐ隣の道から見えたエッフェル塔で締めくくりたいと思います。

A bientôt(またね)😊

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